高反発ドライバー 加工(COR加工)

市販されているゴルフドライバーの反発係数と高反発加工事例を考えてみましょう。

 

 

高反発とゴルフ規則(ルール)

一般的にゴルフドライバーの高反発加工、COR加工はルール違反になると言われています。たしかに、ゴルフ規則にはスプリング効果規則(SLE規制)のことが記載されています。SLEルールの上限、COR値で0.830以内・CT値257を越えるクラブは正式な競技では使用できないとされています。

反発係数 0.83超えとなる、高反発ゴルフドライバーは、SLEルール不適合、非公認となります。

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市販されているドライバーの反発係数

一般的に市販されているゴルフドライバーの反発係数は、大量生産のために低い反発係数となっていることが殆どです。市販されているゴルフドライバーの反発係数の設定値は、0.810~0.815くらいとなっています。ルールで定められた、反発係数0.830以内となっていますから、問題なく使用できます。ただ、反発係数が低いということは、飛ばないということですし、低反発なドライバーということになります。

考え方を変えると、もともと飛ばないゴルフドライバーを購入して、飛ばないことに問題を抱えてしまっているという表現もできます。

市販されているゴルフドライバーの反発が低いのは、フェース面が肉厚であるからです。ある程度の肉厚にしておくことで、フェース面割れを防ぐことができます。購入したけど、直ぐにフェース面が割れてしまったとなれば、製品にならなくなってしまいます。ですから、ある程度の強度を持たせるために、フェース面を肉厚にしているのです。

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高反発加工すると、どれくらい飛ぶのか?

仮に、手持ちのゴルフドライバーの反発係数が、0.810だった場合を考えてみましょう。

ドライバーのフェース面を研磨して、高反発加工を施したと仮定します。反発係数 0.810 から 0.825 に反発係数を高めた場合、その差は 0.015 となります。

一般的な考え方としては、反発係数が0.001高くなることで、約1ヤード飛距離アップすることができるとされています。反発係数が、0.015高まれば 飛距離は約15ヤードほど飛ぶということになります。高反発加工を施しているものの、スプリング効果規則(SLE規制)で定められた数値の許容範囲内で加工を施すこともできます。

 

フェースを研磨しまくって超高反発にすれば、もっと飛ぶ!?

反発係数が高ければ、高いほど飛ばせるという理論なのですが、フェースを研磨し過ぎると、フェース割れが懸念されます。研磨し過ぎて、超高反発にしたものの、一ヶ月でフェースが割れたということになってしまうこともありますので、研磨し過ぎは注意が必要です。

また、超高反発にした場合は、ミート率が著しく高くなることもあります。すると、バックスピン量が増え過ぎてしまって、逆に飛ばなくなってしまうこともあります。ですから、自分のヘッドスピード、スイングパワーに合わせて、高反発加工されることをお勧めします。

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ツアー仕様のゴルフドライバーは飛ぶ

ツアー仕様のゴルフドライバーが販売されているのを見かけたことがあります。特にはヘッドのみを販売していることがあります。ツアー仕様というのは、プロゴルファーが実際のツアーで使用するためにチューニングを施したものです。ですから、反発係数もルール範囲内で高くなっており、市販されているゴルフドライバーよりも飛びます。

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フェース面を研磨する高反発加工・COR加工

自分が所有しているドライバーの反発係数を高めて、高反発にするという加工があります。フェース面を研磨して肉薄化して、高反発にするという加工です。飛距離不足を感じているゴルファーにとっては、とても有効的な方法です。

単純にフェース面を研磨して肉薄化にすれば良いというわけではありません。現状のフェース面の厚みがどれほどなのかを計測し、どれほど研磨して薄くするかを見極めることから始まります。

一般的にはCOR加工と呼ばれています。

市販されているドライバーのフェース面の反発というのは、ルール規定内におさまるように生産されており、反発係数0.83以内となっています。ただ、大量生産するうえで、何千本、何万本というドライバーの反発係数を0.83以内に保つことは難しく、若干の誤差が発生しても良いように、0.82前後程度で生産されている場合が多くあります。0.82を目標として、誤差が発生したとしても、0.815となったり、0.825となったり、バラつきはあるものの、ルール規定の0.83以内におさめることがで、ルール適合のドライバーとして販売することができるからです。

同じメーカー、同じモデルのドライバーであったとしても、フェース面の反発係数が異なることもしばしばあります。高反発加工は、バラつきが出てもルール規定内におさまるように生産された、反発の低いドライバーの反発を高くするという加工です。言い換えれば、飛ばないドライバーを、飛ぶドライバーにチューニングを施すということになります。

 

フェース面を研磨するわけですから、もともとフェース面に刻印されていたスコアラインなども消えてしまいます。ですが、フェース面の研磨を終えてから、レーザー加工によりスコアライアンを入れることもできます。反発係数が、0.001 高くなれば飛距離は1ヤードアップするとされています。

最近では、大型ゴルフショップ店でも高反発加工を施すようになってきました。飛ばないゴルファー、飛ばなくなったシニアゴルファーの助けになることは間違いありません。

もともとヘッドスピードが速いゴルファーの場合は、フェース面が割れてしまうことがありますので、高反発加工はヘッドスピードが遅いゴルファー、非力なゴルファーの手助けとなるチューニングです。

一般的に市販されているドライバーのフェース面を研磨して高反発加工して飛距離アップを目指す場合に気をつけなければいけないのは、高反発加工ができないドライバーもあるということに留意する必要性があります。

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中古ドライバーを高反発加工する

中古ドライバーというのは、既に使用済みであるということです。そのドライバーで何発ボールを打ったのかは判断できませんが、中古ドライバーはフェース面が磨耗してしまっており、既に劣化している場合があります。その様な場合は、フェース面を研磨することが難しくなります。磨耗して、劣化しているようなフェース面を研磨しようとするだけで、フェース面が割れてしまうこともあるからです。

今現在、使用しているドライバーを高反発加工にすることもできますが、できれば新品で購入したドライバーを高反発加工された方が賢明です。

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ソール側にスリット(溝)が入っているドライバーを高反発加工する

最近のドライバーは、ボール初速を速くするためとスイートエリアを拡大するために、ソール側にスリット(溝)を設けているモデルがあります。その様なドライバーの場合は、フェース面を研磨できないことがあります。フェース面を研磨すると、スリット(溝)に向かって亀裂が入ってしまうことがあるからです。

もちろん、ソール側にスリット(溝)が入っていてもフェース面を研磨して高反発加工ができるドライバーもあります。その、ドライバーの形状、構造、デザインによって左右されることがありますので、専門ショップで判断してもらうことが賢明です。

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高発加工、COR加工の費用

今現在、使用しているドライバーのフェース面を研磨して高反発加工にするには、30,000円~40,000円程必要となります。新品のドライバーを購入したのであれば、ドライバー購入費用と高反発加工費用が必要となります。

※高反発加工費用は、ゴルフ工房によって異なります。上述した費用は、目安として参考にしてください。

フェース面を研磨すると重量が軽くなる

また、フェース面を研磨するということは、フェース面を削るわけですから、ヘッド重量が軽くなってしまいます。そのために、重量調整をする必要もあります。たったの数グラムですが、スイングウェイト(バランス)が変わってきます。重量調整(バランス調整)もすると、さらに数千円のコストが必要となります。

コスト面を考えると、最初から飛ぶドライバー、高反発ゴルフドライバーを購入した方が、出費を抑えることができます。フェース面の高反発、長いシャフトでヘッドスピードアップ、慣性モーメントが高い という飛ばすための要素を取り入れた、高反発ゴルフドライバーがオススメです。

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