キャロウェイは高反発ドライバーなのか?

 

キャロウェイは高反発ドライバーなのか?

キャロウェイのGBB EPIC ドライバー、EPIC アイアンは、反発係数が高めとなっており、とても飛ぶとのことで話題となっています。ですから、キャロウェイの新しいモデルのゴルフクラブは、高反発なのか? と疑問を持つこともあります。

キャロウェイの新しいモデルは、ルール適合内での高反発です。
ルール不適合の高反発ではありません。
ですから、競技などでも使用できます。

ルール適合内での高反発とは?

ルール適合内での高反発という意味としては、ゴルフ規則により定められた、フェース面の反発係数が0.83以内とされており、反発係数 0.83ギリギリまで反発を高めているということです。反発係数が高くなれば、ボールを弾くエネルギーは強くなりますし、ボールスピードが速くなります。ですから、飛ぶということです。

 

つまり、今までは低反発だったということ?

むしろ、高反発だというよりは、今までのゴルフクラブが低反発だったのではないだろうか?と思ってしまいます。その考え方は、大きく外れてないと思います。ゴルフクラブを大量生産するときには、どうしても製造誤差が発生します。フェース面の反発係数をギリギリの設計にして、生産してしまうと、ルール適合内での反発係数におさめることが難しくなります。場合によっては、反発係数 0.83を超えてしまうゴルフクラブも発生してきます。ですから、最初から反発係数の数値を小さ目にして製造していることが多いです。どれくらいの反発係数なのかは、メーカーは公表していませんが、0.81~0.82くらいであろうと言われています。

2008年 SLEルールが制定される前は、高反発ドライバーが普通に販売されていた時代がありましたの。その時代には、キャロウェイも高反発モデルを発売していました。

 

人工知能による計算でもっと飛ばす!

最近のキャロウェイは、人工知能(AI)を活用して、アマチュアゴルファーがどのように打点ズレを起こすのかなどを計算して、打点がズレても強く反発できるフェースを開発してます。

また、ヘッド内部のフェース面寄りに柱を取り付けて、無駄な撓みを減らして強く弾く設計となってます。

2021年モデルでは、柱が4本に増えて、フレーム形状となって取り付けられており、今まで以上に弾くドライバーとなってます。

 

昔は、キャロウェイも高反発ドライバーを作ってた

キャロウェイも昔は、高反発ドライバーを作っていた時代がありました。よく飛びました! 昔から名器を輩出しているメーカーでしたし、昔から既にドライバーヘッドにカーボンを採用したりもしていました。

昔の高反発ドライバーは、シャフトが短かったです。短かったというか、そういう時代だったのです。今の時代の3番ウッドと同じくらいの長さでしたから、とても打ちやすかったですし、ミート率も高かったです。ただ、今の時代のドライバーよりは、バックスピン量が多かったのは否めません。ですが、強烈な高弾道でビッグキャリーを打てませしたので、とても気持ちが良かったです。

詳しくは、キャロウェイの高反発ドライバー(過去モデル) という投稿記事で書いていますので、併せて読んでみてください。

飛ぶドライバー | 超高反発性能のドライバー紹介