高反発加工済みドライバー中古 購入の注意点
高反発加工済みドライバー中古の盲点
中古クラブのなかで、高反発加工済みドライバーというのが販売されていることがありますが、フェース割れの危険がありますので、購入されるときには、注意してください。
- フェースが割れても保証なし
- どれくらいフェースが研磨されているのか不明確
- ヘッドスピードが速い人が使ったら、直ぐに割れるかも?
高反発加工は、ヘッドスピードに合わせて加工している
高反発加工というのは、手持ちのドライバーのフェースを研磨して、肉薄化することで、高反発ドライバーへと改造することです。そのときに、反発係数を決めて肉薄化するのですが、ドライバーを使用するゴルファーのヘッドスピードに合わせて研磨します。
ヘッドスピードが 38m/s のゴルファーであれば、ヘッドスピード38m/sで打っても耐えられる程度にフェースを研磨します。ヘッドスピード 38m/sのゴルファーに合わせて、高反発加工したドライバーを、ヘッドスピード 42m/sのゴルファーが使用すると、フェース割れの恐れがあります。
ヘッドスピードが遅いゴルファーの場合は、反発係数を高くするために、研磨を多くしている場合があります。その場合、フェースは超肉薄となります。肉薄になるということは、フェース面が割れやすいということにもなります。
- フェースを多く研磨している
- 肉薄化が著しい
ヘッドスピードが速いゴルファーの場合は、フェースが割れない程度に研磨します。
- フェースを少し研磨している
- 少し肉薄化
高反発加工済みの高反発ドライバーは、反発係数が高くて、飛ばせるのは事実ですが、フェース割れの恐れが十分にあるということを知っておくことも大切です。高反発加工が悪いと言っているのではなく、高反発加工済みの中古ドライバーが、自分のスイングパワーに合うかどうかということを気にすると良いということです。
どれくらい研磨されてるのか判らない
高反発加工済みの中古ドライバーは、高反発加工済みであることは、記載されているものの、どれくらいの反発係数なのかは、不明確です。どんなタイプのゴルファーに合わせて研磨しているのか判りません。もしかしたら、ヘッドスピード 36m/sのゴルファー向けに高反発加工されているかもしれません。それを、ヘッドスピード 43m/sのゴルファーが使ったのであれば、その高反発加工済みドライバーの寿命は著しく短くなります。つまるところ、フェース割れの可能性が高くなるということです。
高反発加工済みドライバーを購入することが悪いというのではなくて、このような注意点があるということを知って欲しいのです。
クラブ総重量が軽くなってる可能性がある
高反発加工は、フェース面を研磨して、フェース面を薄くします。すると、研磨した分だけクラブが軽くなります。厳密にはヘッドが軽くなってしまいますのオデ、バランス(スイングウェイト)に影響が出てしまって、とても軽かったり、レディース用ドライバーの様にヘッドが軽い(ヘッドが効いてない)ドライバーとなってることがあります。
高反発加工済みドライバーはどこで売ってる?
中古市場でも高反発加工済みドライバーが販売されていることもあります。最近、人気があるのはヤフオク、メルカリです。ゴルフ工房が高反発加工を施してヤフオクなどで販売していることもあります。一度、チェックしてみると良いです。
高反発加工済みのドライバーを検索
高反発加工済みのドライバーをどうしても中古で購入したいという場合、検索の仕方にコツがありますので、紹介します。
下で紹介するのは、あくまでも従来のドライバー(ルール適合のドライバー)を高反発加工したドライバーの中古を探す場合となります。
楽天で検索
まずは、楽天で検索する場合
「高反発加工 ドライバー 中古」というキーワードで検索をすることで、高反発加工済みのドライバーを検索することができます。