夏の高反発ゴルフドライバー HAYABUSA BEYOND 試打動画
最新、HAYABUSA BEYOND 試打レビュー
どれくらい飛ぶのか結果を先にお知らせ
前回、高反発ゴルフドライバー HAYABUSA BEYOND を試打した時期が冬でした。しかも、夜でした。冬は気温が低くて、ボールが飛びません。夜ならば、さらに気温が下がってしまいボールが飛びません。また、寒いので体がスムーズに動かすことができませんし、ボールを打っていると、手が冷えて痛くなってきますし、ナイスショットの確率も下がってしまいます。
今回は、2017年7月に試打をしました。夏は、やっぱりボールが飛びます。気温が高くなり、空気が膨張して、密度が薄くなることから、空気抵抗が軽くなりボールが飛ぶとされています。ロードバイク(自転車)やジョギングなどをしている人は、冬の方が進みにくいと感じていることを知っている人は多いです。空気の密度の関係があるからということを知っています。ゴルフというスポーツでは、ボールの飛距離に影響をしてくるということです。
早速、2017年7月 夏の高反発ゴルフドライバー 試打レビューをします。ちなみに今回は、屋外のゴルフ練習場で打ってみました。ボールを打った先も芝生ですし、外気と太陽光に照らされて、ゴルフ場に近い環境で打つことで、本当のドライバイングパフォーマンスをお伝えすることができるだろうという考えです。
お伝えしたいことが多くあり、とても縦長のページになってしまい、見難さがあるかもしれませんが、きっとドライバー選びのヒントになるかと思いますので、是非とも読んでいただければと思います。
結果は、飛びます! ボール離れが速くて、舞い上がったボールが、なかなか落ちてこない感覚を久しぶりに体感することができました。
ヘッドスピード
約2m/s速くなりました。これは、46インチという長いシャフトが良い影響を与えてくれています。シャフトが長いというだけで、約10ヤードくらいは飛んでます。
飛距離
従来のドライバーよりも約15~20ヤード以上は飛んでます。ちなみに練習場のボールで20ヤード近く飛んでいると感じる事ができますので、ゴルフ場ではもっと飛ぶかもしれません。長いシャフトとフェース面の高反発の影響により、いつもより飛んでます。いつもは、200ヤード前後の飛距離ですが、約20ヤード飛距離アップできて、平均飛距離222ヤード、最大飛距離245ヤードでした。
ミート率
平均1.48でした。フェース面の真芯で打てると、ミート率1.5を超えます。この数値には本当に驚きました。これは、高反発だからこそミート率が1.5を超えているのでしょう。
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HAYABUSA BEYOND(ハヤブサビヨンド)スペック
- 長さ:46インチ
- シャフトフレックス:SR
- ロフト角:10.5
- ヘッド体積:460cc
ヘッドスピードに自信が無い人は、シャフトフレックスは、Rをオススメします。シャフトは軽すぎても重すぎても振り難くなってしまいます。フレックスRの方が振り易いと思います。HAYABUSA BEYOND の ヘッド形状は三角形です。後方からボールを押して、スイング・エネルギーを確実に伝えられるというイメージが湧いてきます。
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試打ゴルファーのスペック
- 身長:167センチ
- 体重:55キログラム
- ヘッドスピード:平均40m/s前後
試打ゴルファーのスイング特徴
ループスイングのアウトサイドイン軌道。骨格的な影響により、フェード打ちが得意。フック系はトラウマになるほど嫌いで、絶対に打ってはいけないと自分で言い聞かせているほどです。理由としては、フック系、チーピンというのは、左への強い弾道で、コントロールもできてないOBまっしぐらなボールになるからです。
ボールのティーアップは高すぎず、低すぎない感じにしています。テイクバックをするときは、ドライバーをソールしない打ち方です。ゴルフはアドレスに始まり、アドレスに終わると言われるほどアドレスが重要です。ゴルフスイングはアドレスしたところに戻るとも言われます。ということは、ドライバーをソールしているということは、アドレスで既にダフっているということになるのでは?という考えから、ソールをしない打ち方を心掛けています。
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HAYABUSA BEYOND(ハヤブサビヨンド)の 写真
写真をクリックすると拡大で確認できます。
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HAYABUSA BEYOND(ハヤブサビヨンド)の試打動画(YouTube)
今回は動画を撮影しました。スイングを見て欲しいのではなくて、打ち出されたボールが青空に向かって飛び出していきます。しっかり見ないと見難いかもしれません。打ち出されたボールの軌跡、弾道を見て欲しいのです。本当によく飛んでくれますし、曲がらないです。
1発目ストレート 気持ちドロー
2発目ストレートだけどちょいスラ
3発目ちょいスラ
フェードボール
※動画が見難い場合は、動画を全画面表示にしていただくと、打ったボールが青空に向かって飛んでいくのが見えますので、弾道が確認できす。
YouTube全画面表示の方法:https://support.google.com/youtube/answer/72689
動画の再生リスト
上で紹介した動画を連続で見ることができます。再生リストを作ってあります。
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ミスショット
ナイスショットばかりでは信憑性が無いと感じましたので、練習しているときのミスショット動画もアップしておきました。高反発で、飛ぶドライバーを使っても、打ち方が悪ければ、ミスショットになってしまうということを伝えておきたいのです。私も普通のアマチュアゴルファーですから、普通にミスショットをします。ミスショットをするのは、ドライバーが悪いのではなくて、自分の打ち方が悪いということです。
ミスショット 完全にスライス OBまっしぐら
完全にプッシュアウトで、絶対にダメな弾道です。はじめから右へボールが飛びして、右へとスライスしていくという、OBまっしぐらな弾道です。フェアウェイが広ければ、ギリギリ セーフかもしれませんね。
ミスショット チーピン? 大嫌いな弾道です
左足の踏ん張りが効いてなかったり、スイング軸がズレたりした場合には、このような弾道になることがあります。私が最も嫌いな弾道です。左へのミスというのは、思いのほか強い弾道となります。コントロールされてない強弾道だけは、絶対に打ってはいけないと思います。スライスよりもダメだと思います。スライスは、フェースが開いていることが多いので、ボールが高く上がって、飛距離が出ないので、けっこう助かることがあるからです。また、スライスは、これから修正する余地があるからです。
※動画が見難い場合は、動画を全画面表示にしていただくと、打ったボールが青空に向かって飛んでいくのが見えますので、弾道が確認できす。
YouTube全画面表示の方法:https://support.google.com/youtube/answer/72689
動画の再生リスト
上で紹介した動画を連続で見ることができます。再生リストを作ってあります。
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HAYABUSA BEYOND(ハヤブサビヨンド)特長
弾き感が強い
フェース面の弾きが強くて、なかなか良い打音がします。フェース面の真芯で打てたときは、心地よい打感がします。少し固めの打感ですが、心地よい感触が手の平に残っています。ロングアイアンでミートする気持ち良い打感がします、感じたことがある人は判るかと思いますが、手の平に心地よい感触が残ります。それと似た感触があり、懐かしさを感じてしまいました。
ミスショットに強い
高反発ドライバーというと、フェース面の真芯で打たないと、強い反発が得られないこともありますが、HAYABUSA BEYOND の場合は、打点が少しズレても強い反発でボールを弾いてくれますので、ミスショットにも強いドライバーであるといえます。
曲がらない、曲げれない
基本的に、捉まりが良いドライバーですので、良い意味で、右へ曲げたり、左へ曲げたりするのはできません。というよりも、出来る限りストレートボールを打ちやすい設計になっていますし、ボールを曲げる必要はありません。どんな打ち方でも概ねストレートボールに近い弾道が打てるというのが、強いメリットです。
真っ直ぐテイクバックして、真っ直ぐインパクトができれば、自然とドローボールが打てるドライバーです。
弾道は中弾道で勢いのあるボールが打てます。ボールの弾き感が強いので、フィニッシュを決めて、ボールを見ると、「ボールがもうあんなところまで飛んでるんだ」と思うことがありました。高反発ドライバーのメリットでもある、反発係数が高いので、ボール初速がアップされているのを体感できます。
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ボールが、なかなか落ちてこない感覚
HAYABUSA BEYONDは、超高弾道のボールを打つこともできますが、私のスイングでは中弾道でした。あまり高いボールは好きじゃないので、丁度良い高さです。ですが、ボールが上がりきったときには、なかなかボールが落ちてこないと感じることがありました。なかなかボールが落ちてこないというのは、ボールの滞空時間が長いということであり、飛んでいるということです。そして、ボールが伸びる感じがします。
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シャフトは46インチ
長いシャフトは打ち難いと思うかもしれませんが、慣れると振り易いですし、従来の45インチ前後のドライバーよりもヘッドスピードが速くなりますので、強いインパクトを迎えることができます。また、シャフトが長い方が遠心力(慣性モーメント)が強くなりますので、スイング軌道がブレ難くなりますので、ナイスショットの確率が高まります。
ライ角がアップライトとなっていますので、シャフトの長さを感じませんし、構えやすいヘッドとなっています。
どうしても、長いシャフトが苦手という場合は、グリップエンドが余るように短めに持てば良いだけです。それで、長いシャフトに慣れていけば大丈夫です。
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映像は練習場のボールを使ってます
練習場で打ってますから、練習場のボールです。実際には、自分好みのボールを使えるはずですので、もうすこし弾きを強くして飛距離アップができるはずです。高反発ゴルフドライバーを使うのであれば、ボールも高反発ボールを使って、高反発ドライバーと高反発ボールで飛距離アップをすることができるということです。
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HAYABUSA BEYONDの打ち方
私は上の写真のようなボールの位置とスタンス幅にしています。私は、もともとアウトサイドイン軌道のスイングで、フェード(スライス)を打つのが得意なゴルファーです。ですから、ほんの少しだけ左足の爪先を開くようにして、外側からクラブを入れていくタイプです。
ボールの位置は左足の踵よりも、ほんの少しだけ内側に入れるイメージです。グリップ(手元)の位置は、左足の股関節あたりに置いてます。テイクバックをするときは、右側にスウェーしないように、右足に体重を掛けて、右足で踏ん張ります。ダウンスイングも右足を踏ん張っておきます。最後の最後まで、右足を踏ん張って、右足の踵が浮いてしまっても爪先だけでも、最後まで踏ん張り続けるようにしています。そうすることで、ヘッドを加速させることができます。
ドライバーショットはアッパーブローで打つのが基本です。ですから、上の写真のようにドライバーヘッドを置いている位置が、スイングの最下点と考えて、振り抜くようにしています。ボールを直接打つというイメージはありません。ボールを直接打とうとすると、テンプラになったり、突っ込んだ打ち方になってしまうことがあります。
ドライバーを振るときは、私の場合は、できるかぎり右手を使わない、右手のチカラを抜く、右手は添えているだけという感じにして、左手(左腕)だけで打つようにしています。すると、余分なチカラが抜けて、ドライバーを速く振ることができます。飛距離アップを邪魔しているのは、右手の強いチカラが原因のことが多いです。
HAYABUSA BEYONDのフェース面は少しフックフェースとなっていますので、スクエアに構えて、フェース面が少し左を向く感じとなります。少しフェース面が左を向ている状態で、インパクトできれば捉まったボールを打ちやすく、自然とドローボールが打てるようになりますし、
スライスが多い人は、スライスを軽減することができます。
ティーアップはボールの頭が少し見える程度にしています。もしかしたら、他のゴルファーよりもティーアップは低めに分類されるかもしれません。ティーアップが高いと、ドライバーヘッドがボールの下に潜ってしまって、テンプラになってしまうのが怖いのです。
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HAYABUSA BEYOND(ハヤブサビヨンド)のまとめ
飛ばせる!高反発ドライバー!
非力でも飛ばせます
- とにかくボールを弾く(ボール初速が速くなる)
- 真っ直ぐインパクトできればドローボールが打てる
- 低スピンなので左にも右にも曲がり難い
- 46インチのシャフトだけど長さを感じない
- 46インチの長いシャフトでヘッドスピードが速くなる
- 遠心力(慣性モーメント)が効くので、強いインパクトになる
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夏ゴルフは暑いけど、飛ぶ! 今のうちに飛ぶクセをつける!
夏ゴルフは暑いですね。雨が降ったあとの夏ゴルフは、湿気が多くて、何もしてなくても汗が噴き出すこともあります。ただ、夏はボールが飛びます。冒頭でも説明をしたようにで、空気が膨張して、空気の密度が薄くなりますから、ボールが飛びます。夏ゴルフは飛びますので、飛ばない、飛ばせない、というネガティブな気持ちを吹き飛ばすように、飛ばすクセをつけておくことも大切です。飛ばないのは、老化とか、ゴルフ技術の問題ではなくて、自分のネガティブな気持ちが飛ばなくしているだけということもあります。HAYABUSA BEYONDドライバーで、飛ばすクセを付けておきましょう! 2017年半分過ぎましたが、まだまだゴルフを楽しめます!今年の夏で、ほんの少しでも飛ばせるようになって欲しいと思います。
夏は暑いけど・・・飛ばせます!
今のうちに飛ぶクセをつけておきましょう!
HAYABUSA BEYOND が 飛距離アップを手伝ってくれます!