2023/01/14更新
高反発ドライバーは本当に飛ぶのか? 飛びます!高反発ドライバーが、実際にどれくらい飛ぶのかを考えてみます。フェース面の反発係数とシャフトの長さに焦点を当ててみようと思います。
高反発ドライバーは、どれくらい飛ぶのか?
結論から言いますと、一般的なルール適合のドライバーよりは飛ばせます!
上述したとおり、反発係数がどれくらいかによって、飛距離は異なってきますが、フェース面の高反発と長いシャフトの相乗効果により、概ね15ヤード以上は飛距離アップができます。併せて、ゴルフボールも非公認の高反発ボールを使うことで、さらに飛距離アップが望めます。
反発係数が高くなれば、その分だけ飛びますし、シャフトが長くなれば、さらに飛ばすことができます。ここでは、概算となりますが、従来のドライバー 長さ45インチを使用していた場合。高反発ドライバー(46インチ)にすることで、概ね15ヤード~20ヤードの飛距離アップが可能です。
反発係数 0.001高くなると、1ヤード飛距離アップ
シャフトが1インチ長くなると、約5~8ヤード飛距離アップ
反発係数が高い
約5ヤード~8ヤード飛距離アップ
シャフトが長い
約5ヤード~8ヤード飛距離アップ
高反発ドライバーは、約15ヤード~20ヤードくらい飛距離アップができます。
高反発ドライバーの注意点
高反発ドライバーは、たしかに飛びます。が、ヘッドスピードが速いゴルファーが使用するとフェース面が割れてしまう恐れがありますので注意が必要です。また、バックスピン量が増えてしまって、吹け上がってしまうことがあります。使用可能範囲のヘッドスピードを見極めて、使用することが重要です。
高反発ドライバーと高反発ゴルフボールを使う
高反発ドライバーと高反発ゴルフボールを使えば、さらに高反発の相乗効果が得られて、もっと飛ばせることができます。
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フェースの反発
SLEルールにより、フェース面の反発係数は、0.83以内と定められています。ですから、一般的に販売されているドライバーのすべてが、反発係数が0.83以内となっています。判り易く言うと、反発係数が0.83を下回るくらいの反発になっているということです。
理論として、反発係数が 0.001高くなると、1ヤードほど飛距離アップできるとされています。反発係数が、0.83以下である 0.825から 0.835 に高めたら、約10ヤード飛距離アップができるという計算になります。単純計算として、高反発で飛ぶドライバーを使うことで、約15~20ヤードくらい飛距離アップできる可能性があります。
そもそも、反発係数はルールで定められている理由としては、反発係数が高くなると格段と飛距離アップができるからということです。ゴルフ競技の公平性を保つために、反発係数の上限を定めているということになります。
高反発ドライバーの威力を知っている人は、超高反発を使うという人も居ます。反発係数が高ければ、パワーが無くても、ゴルフクラブ自体がボールを弾き飛ばしてくれますし、楽に飛距離アップができるからです。
反発係数 0.001高くなると、1ヤード飛距離アップができる
高反発ドライバーを使用する時に注意をしなければいけないのは、ヘッドスピードが速いゴルファーの場合は、逆に飛距離が落ちてしまうことがあります。理由としては、高反発でボール初速が速くなりますから、逆にバックスピン量が増えてしまって、吹け上がってしまうからです。また、ヘッドスピードが速いゴルファーが使用すると、フェース面が割れてしまうこともあります。
高反発ドライバーは、反発係数の高い、フェース面となっている。それだけで、従来のドライバーよりも飛ばせる。
反発係数は飛距離に大きく関っている
フェース面の反発係数は、飛距離に大きく影響を及ぼしており、反発係数が高い方が、飛距離アップできます。高反発でも、あまり飛距離が変わらないという人も居るかもしれませんが、高反発は飛距離アップできます。反発係数が高い方が、飛ばせます。ですから、ゴルフ規則・SLEルールでは、反発係数を0.83以内と定めています。
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シャフトの長さ
シャフトの長さは、SLEルールによって、長さの上限が定められています。
これも、反発係数と同じで、シャフトが長ければ、簡単に飛距離アップができてしまい、公平な競技が運営できなくなってしまうからです。
シャフトが1インチ長くなると、ヘッドスピードが約1m/s速くなります。ヘッドスピードが1m/s速くなると、飛距離は約5ヤード前後伸びるとされています。
今まで45インチのドライバーを使っていたが、46インチのドライバーに変更した場合は、ヘッドスピードが1m/s速くなり、約5ヤード~8ヤードほど飛距離アップができるということになります。
女子プロゴルファーのなかには、46インチのシャフトを使っている選手が多いのも頷けます。46インチのシャフトを使うのは、ヘッドスピードが速くなり、飛距離アップができるからということです。
シャフト1インチ長くなると
- ヘッドスピードが 1m/s 速くなる
- 約5ヤード~8ヤード飛距離アップする
高反発ドライバーは、長いシャフトを装着しているモデルが多い。シャフトを長くすることで、ヘッドスピードを速くすることができる。
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ドライバーはどれくらい飛べばよいのか?
ドライバーは、どれくらい飛べばよいのか? と考えることがあります。どれくらい飛べばと言われても、自分が飛ばせるだけ、飛ばせれば良いかと思います。そもそも、どれくらいドライバーが飛べばよいのか?と考えている時点で、自分は飛ばないゴルファーであるという自覚をしているのだろうと思います。
それは、飛ばせれば、飛ばせるほど良いという回答もできます。
曲がらずに、スコアを大きく崩さない程度に飛ばせた方が良いという回答もできます。
どれくらい飛べばよいのかというのは、そのゴルファーのヘッドスピード、体力的なことがポイントとなってきます。ヘッドスピード 35m/sくらいの人が、いきなり250ヤード飛ばすことなんて難しいです。
ヘッドスピード 35m/s くらいだったら飛距離は、170ヤード少ししか飛びません。それが限界です。ただ、170ヤードしか飛ばなくても、ショートゲームで寄せていければ、スコアをまとめられます。ですが、登りのホールはキツイでしょうね。そして、同伴者と飛距離を比べたときには、明らかに飛んでないゴルファーに部類されます。
平坦なコースであれば、170ヤードくらいでも大丈夫かと思いますが、日本のゴルフ場は打ちおろしだったり、打ち上げだったり、起伏のあるコースもあります。打ち上げのホールでは厳しい状況に置かれる可能性は十分にあります。打ち上げは、自分思っている以上に飛距離が出ないというか、ボールが早い段階で着地してしまうので、距離が出しにくいのです。
どれくらい飛べばよいのか?
それは、200ヤードくらいは飛んだ方が良いです。
ゴルフコースのフェアウェイセンターに旗が立てられていることがあるかと思います。その、フェアウェイの旗を目指して、ティーショットをしていくことが多いはずです。ティーグランドから旗までの距離は、260ヤード、230ヤードなどゴルフコースによってセッティングが異なりますが、できるかぎりセンターの旗近くまで飛ばせるのがベストです。旗を超えられると、ハードヒッターの部類に入るかと思います。
飛距離170~180ヤードくらいのゴルファーは、高反発ドライバーを使うことで、容易に飛距離アップができます。
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ヘッドスピード35ms/のゴルファーの飛距離アップ
ヘッドスピード35m/sのゴルファーが飛距離アップする方法としては、ドライバーを変更するのが手っ取り早い方法です。
シャフトを長くする
シャフトを長くすれば、ヘッドスピードは速くなります。ですから、飛距離アップができます。シャフト1インチでヘッドスピード 1m/s程度速くなります。ヘッドスピード1m/s程度速くなると、飛距離は約5ヤード~7ヤードほど飛ぶとされています。
高反発ドライバーを使う
高反発を使えば飛ばせます。ヘッドスピードが遅くても、高反発なフェースがボールを弾いてくれます。ヘッドスピードが遅くても、ヘッドスピードが速いゴルファーのように強くボールを反発できるというのが、高反発ドライバーの魅力です。ただ、ヘッドスピードが速いゴルファーが高反発を使うと、バックスピン量が増えてしまって、吹き上がってしまい飛距離ロスしてしまうこともあります。
高反発ドライバーは、非公認、SLEルール不適合となっていますので、正式な競技などでは使用できません。一般的なラウンド、仲間たちとゴルフする、家族とゴルフするくらいであれば、問題はありません。
ヘッドスピードが遅いゴルファーの飛距離アップ
もっとも簡単なのは、高反発ドライバーと高反発ゴルフボールを使うことで、飛距離アップができます。
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SLEルール
SLE の意味は、Spring Like Effect の 頭文字をとったものです。スプリングのような効果、スプリングのような反発という意味があります。日本ではトランポリン効果と呼ばれることもありますし、ゴルフ規則の中では スプリング効果という言葉が使われています。
ゴルフクラブでボールを打ったときのフェース面の反発のことを指しており、フェース面の反発が高いと飛びますし、反発が低ければ飛ばないということです。
まさしく、トランポリンと同じような効果があるということです。反発の高いトランポリンであれば、高くジャンプできますから、その仕組みがゴルフクラブのフェース面にあるということです。
具体的には、ゴルフクラブのフェース面に関しては反発係数 0.83以内とされています。
反発係数というのは、反発力を示すための係数のことです。
高反発ドライバーとSLEルール
高反発ドライバーは、フェース面の反発係数が 0.83超えとなっていますので、ルール不適合(非公認)のゴルフクラブとなります。ですから、正式な競技で使用することができません。
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SLEルール制定の理由
ゴルフクラブの進化が速く、ドライビングパフォーマンスは向上してきました。今までのゴルフ場では、距離が短くなってしまいますから、SLEルールでゴルフクラブの反発を規制するということになりました。
反発を規制するということは、言葉替えて表現をすると、ルールで飛距離を抑える ということになります。今までは、高反発で飛ばせました。ゴルファーの技術よりも、ゴルフクラブの反発力に頼って飛ばすこともできました。
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現代の高反発ドライバー
現代の高反発ドライバーは、言葉通り高反発です。フェース面の反発を高めているモデルです。ですから、ルール適合モデルよりも飛ばすことができます。フェース面の反発が高ければ、ボール初速が速くなりますし、飛距離アップに繋がります。ただし、正式な競技で使用することはできません。
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昔は、普通に高反発ドライバーが販売されていた
SLEルールが制定されるまえ、2007年頃くらいまでは、高反発ドライバーが普通に販売されていました。同じメーカーが発売される、モデルのロフト違いによっては、低反発、高反発と2種類のモデルがあったりもしました。当時の高反発もよく飛びました。今でも使っている人は多いのではないでしょうか。高反発は飛ぶから使いたいという気持ちもありますが、当時の高反発ドライバーは、フェースの真芯で打てると、言葉では表現できない、心地よい打感と打音でした。その心地よさが忘れられないから、高反発を使うという人も居ます。
現代のゴルフクラブは進化し過ぎたのかもしれません。昔のクラブは、自分から一生懸命打ちに行かなければ、飛ばないというような側面もありましたので、ゴルファーのスイング、打ち方によって大きく左右されました。
現代のゴルフクラブは、シンプルで簡単となりゴルファーを選びません。だから、優しいゴルフができるのだろうと思うのですが、ゴルフクラブという道具でボールを打つという楽しみは半減しているかもしれませんね。
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ゴルフ規則
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高反発ドライバーは本当に飛ぶのか? まとめ総括
高反発ドライバーは飛ぶのか? その答えは飛びます。飛距離アップできます。
反発係数が高い方が飛ばせます。
但し、ヘッドスピードが速い、ヘッドスピード40~42m/s以上のゴルファーの場合は、高反発ドライバーを使うと、バックスピン量が増えてしまい、逆に飛距離を落とすこともありますので、注意が必要です。また、ヘッドスピードが速いと、フェース面が割れてしまうこともあります。
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