高反発ドライバー 規制、SLEルール不適合、非公認

昔は、高反発ドライバーが普通に販売されいていた時代がありました。SLEルールというのは、ゴルフクラブの反発を規制するためのルールです。2008年1月1日よりスプリング効果の基準値を超えたものはルール不適合のゴルフクラブであると制定されました。それ以降、高反発なゴルフクラブを使用して競技に出場すると、失格となってしまいました。

 

SLEルール

高反発規制(SLEルール)は、2008年1月1日に制定されました。

SLE の意味は、Spring Like Effect の 頭文字をとったものです。スプリングのような効果、スプリングのような反発という意味があります。日本ではトランポリン効果と呼ばれることもありますし、ゴルフ規則の中では スプリング効果という言葉が使われています。

ゴルフクラブでボールを打ったときのフェース面の反発のことを指しており、フェース面の反発が高いと飛びますし、反発が低ければ飛ばないということです。まさしく、トランポリンと同じような効果があるということです。反発の高いトランポリンであれば、高くジャンプできますから、その仕組みがゴルフクラブのフェース面にあるということです。

具体的には、ゴルフクラブのフェース面に関しては反発係数 0.83以内とされています。
反発係数というのは、反発力を示すための係数のことです。

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SLEルール制定の理由

ゴルフクラブの進化が速く、ドライビングパフォーマンスは向上してきました。今までのゴルフ場では、距離が短くなってしまいますから、SLEルールでゴルフクラブの反発を規制するということになりました。

反発を規制するということは、言葉替えて表現をすると、ルールで飛距離を抑える ということになります。今までは、高反発で飛ばせました。ゴルファーの技術よりも、ゴルフクラブの反発力に頼って飛ばすこともできました。

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現代の高反発ドライバー

現代の高反発ドライバーは、言葉通り高反発です。フェース面の反発を高めているモデルです。ですから、ルール適合モデルよりも飛ばすことができます。フェース面の反発が高ければ、ボール初速が速くなりますし、飛距離アップに繋がります。ただし、正式な競技で使用することはできません。

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昔は、普通に高反発ドライバーが販売されていた

SLEルールが制定されるまえ、2007年頃くらいまでは、高反発ドライバーが普通に販売されていました。同じメーカーが発売される、モデルのロフト違いによっては、低反発、高反発と2種類のモデルがあったりもしました。当時の高反発もよく飛びました。今でも使っている人は多いのではないでしょうか。高反発は飛ぶから使いたいという気持ちもありますが、当時の高反発ドライバーは、フェースの真芯で打てると、言葉では表現できない、心地よい打感と打音でした。その心地よさが忘れられないから、高反発を使うという人も居ます。

現代のゴルフクラブは進化し過ぎたのかもしれません。昔のクラブは、自分から一生懸命打ちに行かなければ、飛ばないというような側面もありましたので、ゴルファーのスイング、打ち方によって大きく左右されました。

現代のゴルフクラブは、シンプルで簡単となりゴルファーを選びません。だから、優しいゴルフができるのだろうと思うのですが、ゴルフクラブという道具でボールを打つという楽しみは半減しているかもしれませんね。

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ゴルフ規則

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高反発で飛ぶドライバーに向いてるゴルファーの

高反発ドライバーといえば、非力なシニアゴルファーをイメージします。ですが、シニアゴルファーのためだけのドライバーではありません。若い世代のゴルファーでも非力な場合は、高反発ドライバーを使うことで、飛距離アップをすることができるはずです。高反発ドライバーを使用するにあたって、対象となるゴルファーのことを考察してみました。

 

高反発で飛ぶライバーに向いているゴルファー

ヘッドスピードが遅いと感じるゴルファーが対象となります。ヘッドスピードが遅いということは、非力なゴルファーとなります。ですから、必ずしもシニアゴルファーだけを対象としている訳ではありません。若い世代のゴルファーでも非力なゴルファーは居ます。高反発で飛ぶライバーは、そういった、非力なゴルファー、ヘッドスピードが遅いゴルファーを対象にした、飛ばすためのゴルフクラブです。

ジュニアゴルファーにも高反発モデルは合う

また、ゴルフをやり始めたばかりのジュニアゴルファーも高反発モデルのドライバーを使うことで、飛ばすための感覚、飛ばすスイング、飛ばしに秘訣を覚えることができます。ジュニアゴルファーの場合は、身長が低いこともありますので、短尺モデルの高反発ドライバーを使うと良いです。

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シニアゴルファー

体力が落ちてきて、ヘッドスピードが遅くなり、飛ばなくなったというゴルファーには、高反発ドライバーはピッタリです。自分で飛ばなくなってきたと感じる人は、長くゴルフを続けている人であり、ベテランゴルファーのはずです。自分のヘッドスピード、体力、飛距離を感覚で把握しているはずです。飛距離を落としたくないと思ったら、高反発ドライバーがオススメです。

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女性ゴルファー・レディース

もともと、女性は男性よりも華奢で体力が無い場合が多いです。男性並みのパワーをもった女性も居ますが。パワーの無い女性ゴルファーは、高反発ドライバーで飛ばせた方が、スコアをまとめやすくなります。また、ロフト角の数字が大きい高反発ドライバーを使うことで、高い弾道で飛ばせますので、飛距離アップが望めます。

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ジュニアゴルファー

高反発ドライバーは、ゴルフをはじめたばかりのジュニアゴルファーにも向いています。ゴルフスクールに通い始めたり、我流で覚えながらゴルフを始めたという、お子さん、ジュニアゴルファーにも高反発ドライバーは向いています。ジュニアゴルファーであれば、いきなり競技に出場することは少ないはずです。であれば、高反発ドライバーを使って、飛ばして、スコアをつくることを覚えることができます。

ゴルフというのは、ボールを打って飛ばしますので、スイングができてなくても、高反発ドライバーで飛ばして、ゴルフの楽しさを覚えることができます。また、最初から飛ばすクセをつけておくことで、飛距離の出せるゴルファーに育つことも不可能ではありません。

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昨今、プロゴルファーのドライビングパフォーマンスは向上しています。飛ばして、ボールをグリーンに近づけるという考えが浸透してきています。ジュニアゴルファーも最初から飛ばすクセをつけておけば、飛ばしを武器にスコアメイクできるゴルファーになれるはずです。

価格の安い高反発ドライバーもありますので、そのようなドライバーを使うというのもアリです。

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ゴルフ初心者

高反発ドライバーは、ゴルフ初心者にも向いています。これは、ジュニアゴルファーと同じ意味となりますが、ゴルフをはじめたばかりの時期というのは、スイングができあがってないので、なかなか飛ばせません。ですから、ゴルフクラブに手助けしてもらって飛ばすということを考えて、高反発ドライバーを使うと良いです。まずは、飛ばすことを覚えることが大切です。

ドライバーのフェース面の芯で、しっかりとボールを弾いて飛ばすという感覚を養うことで、適切なスイングを身に付けることができるようにもなります。

高反発ドライバー、高反発ボールを使って、反発力の相乗効果を得て、飛ばすことを覚えることができます。

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高反発ドライバーの特長

高反発ドライバーは、ネーミング通りフェース面は高い反発が得られるようになっています。フェース面を肉薄化することで、高い反発が得られます。つまり、高反発=フェース面が薄い ということになります。

フェース面が薄いということは、ヘッドスピードが速いゴルファーが使用すると、割れてしまう恐れがあります。ですから、高反発ドライバーは非力なゴルファーに向いている、ヘッドスピードが遅いゴルファーに向いていると言われています。併せて、ヘッドスピードが速い場合は、今以上にバックスピン量が増えてしまって、高反発なフェースの効果を十分に発揮できないこともあります。

高反発ドライバーはヘッドスピードが遅いゴルファーの方が、高い反発力を活かすことができますし、バックスピン量を抑えて、飛距離アップを目指すことができるというゴルフクラブです。

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ゴルファーは個人差がある

ゴルファーというのは、当たり前なのですが個人差があります。筋力がある人、筋力の無い人、もともと長いモノを持って振りますのが得意というような人も居ます。

同じ年齢で、同じ性別、同じ身長、同じ体重なのにヘッドスピードには差が出る事もあります。それは、その人の体力や筋力などが影響をしているのでしょう。

場合によっては、男性よりも飛ばすという女性ゴルファーも居たりします。

ゴルフというスポーツは、人それぞれ個人差が顕著に現れるスポーツです。主には、ヘッドスピードに違いが出てきます。ヘッドスピードが異なれば、飛距離差も出てきます。

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平均ヘッドスピード

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ヘッドスピードが 40m/s、45m/s前後のゴルファーであれば、高反発ドライバーは向いていません。フェース面が割れてしまったりという破損の恐れがあります。また、バックスピン量が増えてしまって、思ったように飛距離アップができない可能性がありますので注意が必要です。

ヘッドスピードが、38m/s前後、またはそれよりも遅いゴルファーの場合は、高反発ドライバーを使用することで、フェース面の高い反発を利用して飛ばすことができます。

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ゴルファーの非力さを補う高反発ドライバー

高反発ドライバーは、ゴルファーの非力さを補う役目も担っています。飛ばないということは、ヘッドスピードが遅いということになります。ヘッドスピードが遅ければ、ボール初速も遅くなりますし、飛びません。

高反発ドライバーは、長めのシャフトを装着しています。シャフトが長くなれば、強い遠心力を生むことができ、結果的にはヘッドスピードが速くなります。シャフトが1インチ長くなることでヘッドスピードは1m/s速くなるとされています。

高反発ドライバーは、誰でも使用できるのではなく、ヘッドスピードが遅いゴルファー、非力なゴルファーに向いているドライバーであると言えます。考え方によっては、ヘッドスピードが遅いから、非力だからこそ、高反発ドライバーを使用することで飛距離アップができるという考えを持つこともできます。

高反発ドライバーは本当に飛ぶのか?

2023/01/14更新
高反発ドライバーは本当に飛ぶのか? 飛びます!高反発ドライバーが、実際にどれくらい飛ぶのかを考えてみます。フェース面の反発係数とシャフトの長さに焦点を当ててみようと思います。

 

高反発ドライバーは、どれくらい飛ぶのか?

結論から言いますと、一般的なルール適合のドライバーよりは飛ばせます!

上述したとおり、反発係数がどれくらいかによって、飛距離は異なってきますが、フェース面の高反発と長いシャフトの相乗効果により、概ね15ヤード以上は飛距離アップができます。併せて、ゴルフボールも非公認の高反発ボールを使うことで、さらに飛距離アップが望めます。

反発係数が高くなれば、その分だけ飛びますし、シャフトが長くなれば、さらに飛ばすことができます。ここでは、概算となりますが、従来のドライバー 長さ45インチを使用していた場合。高反発ドライバー(46インチ)にすることで、概ね15ヤード~20ヤードの飛距離アップが可能です。

反発係数 0.001高くなると、1ヤード飛距離アップ
シャフトが1インチ長くなると、約5~8ヤード飛距離アップ

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高反発ドライバーの注意点

高反発ドライバーは、たしかに飛びます。が、ヘッドスピードが速いゴルファーが使用するとフェース面が割れてしまう恐れがありますので注意が必要です。また、バックスピン量が増えてしまって、吹け上がってしまうことがあります。使用可能範囲のヘッドスピードを見極めて、使用することが重要です。

 

高反発ドライバーと高反発ゴルフボールを使う

高反発ドライバーと高反発ゴルフボールを使えば、さらに高反発の相乗効果が得られて、もっと飛ばせることができます。

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フェースの反発

SLEルールにより、フェース面の反発係数は、0.83以内と定められています。ですから、一般的に販売されているドライバーのすべてが、反発係数が0.83以内となっています。判り易く言うと、反発係数が0.83を下回るくらいの反発になっているということです。

理論として、反発係数が 0.001高くなると、1ヤードほど飛距離アップできるとされています。反発係数が、0.83以下である 0.825から 0.835 に高めたら、約10ヤード飛距離アップができるという計算になります。単純計算として、高反発で飛ぶドライバーを使うことで、約15~20ヤードくらい飛距離アップできる可能性があります。

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そもそも、反発係数はルールで定められている理由としては、反発係数が高くなると格段と飛距離アップができるからということです。ゴルフ競技の公平性を保つために、反発係数の上限を定めているということになります。

高反発ドライバーの威力を知っている人は、超高反発を使うという人も居ます。反発係数が高ければ、パワーが無くても、ゴルフクラブ自体がボールを弾き飛ばしてくれますし、楽に飛距離アップができるからです。

高反発ドライバーを使用する時に注意をしなければいけないのは、ヘッドスピードが速いゴルファーの場合は、逆に飛距離が落ちてしまうことがあります。理由としては、高反発でボール初速が速くなりますから、逆にバックスピン量が増えてしまって、吹け上がってしまうからです。また、ヘッドスピードが速いゴルファーが使用すると、フェース面が割れてしまうこともあります。

反発係数は飛距離に大きく関っている

フェース面の反発係数は、飛距離に大きく影響を及ぼしており、反発係数が高い方が、飛距離アップできます。高反発でも、あまり飛距離が変わらないという人も居るかもしれませんが、高反発は飛距離アップできます。反発係数が高い方が、飛ばせます。ですから、ゴルフ規則・SLEルールでは、反発係数を0.83以内と定めています。

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シャフトの長さ

シャフトの長さは、SLEルールによって、長さの上限が定められています。
これも、反発係数と同じで、シャフトが長ければ、簡単に飛距離アップができてしまい、公平な競技が運営できなくなってしまうからです。
シャフトが1インチ長くなると、ヘッドスピードが約1m/s速くなります。ヘッドスピードが1m/s速くなると、飛距離は約5ヤード前後伸びるとされています。

今まで45インチのドライバーを使っていたが、46インチのドライバーに変更した場合は、ヘッドスピードが1m/s速くなり、約5ヤード~8ヤードほど飛距離アップができるということになります。

女子プロゴルファーのなかには、46インチのシャフトを使っている選手が多いのも頷けます。46インチのシャフトを使うのは、ヘッドスピードが速くなり、飛距離アップができるからということです。

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ドライバーはどれくらい飛べばよいのか?

ドライバーは、どれくらい飛べばよいのか? と考えることがあります。どれくらい飛べばと言われても、自分が飛ばせるだけ、飛ばせれば良いかと思います。そもそも、どれくらいドライバーが飛べばよいのか?と考えている時点で、自分は飛ばないゴルファーであるという自覚をしているのだろうと思います。

それは、飛ばせれば、飛ばせるほど良いという回答もできます。
曲がらずに、スコアを大きく崩さない程度に飛ばせた方が良いという回答もできます。

どれくらい飛べばよいのかというのは、そのゴルファーのヘッドスピード、体力的なことがポイントとなってきます。ヘッドスピード 35m/sくらいの人が、いきなり250ヤード飛ばすことなんて難しいです。

ヘッドスピード 35m/s くらいだったら飛距離は、170ヤード少ししか飛びません。それが限界です。ただ、170ヤードしか飛ばなくても、ショートゲームで寄せていければ、スコアをまとめられます。ですが、登りのホールはキツイでしょうね。そして、同伴者と飛距離を比べたときには、明らかに飛んでないゴルファーに部類されます。

平坦なコースであれば、170ヤードくらいでも大丈夫かと思いますが、日本のゴルフ場は打ちおろしだったり、打ち上げだったり、起伏のあるコースもあります。打ち上げのホールでは厳しい状況に置かれる可能性は十分にあります。打ち上げは、自分思っている以上に飛距離が出ないというか、ボールが早い段階で着地してしまうので、距離が出しにくいのです。

ゴルフコースのフェアウェイセンターに旗が立てられていることがあるかと思います。その、フェアウェイの旗を目指して、ティーショットをしていくことが多いはずです。ティーグランドから旗までの距離は、260ヤード、230ヤードなどゴルフコースによってセッティングが異なりますが、できるかぎりセンターの旗近くまで飛ばせるのがベストです。旗を超えられると、ハードヒッターの部類に入るかと思います。

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ヘッドスピード35ms/のゴルファーの飛距離アップ

ヘッドスピード35m/sのゴルファーが飛距離アップする方法としては、ドライバーを変更するのが手っ取り早い方法です。

シャフトを長くする

シャフトを長くすれば、ヘッドスピードは速くなります。ですから、飛距離アップができます。シャフト1インチでヘッドスピード 1m/s程度速くなります。ヘッドスピード1m/s程度速くなると、飛距離は約5ヤード~7ヤードほど飛ぶとされています。

高反発ドライバーを使う

高反発を使えば飛ばせます。ヘッドスピードが遅くても、高反発なフェースがボールを弾いてくれます。ヘッドスピードが遅くても、ヘッドスピードが速いゴルファーのように強くボールを反発できるというのが、高反発ドライバーの魅力です。ただ、ヘッドスピードが速いゴルファーが高反発を使うと、バックスピン量が増えてしまって、吹き上がってしまい飛距離ロスしてしまうこともあります。

高反発ドライバーは、非公認、SLEルール不適合となっていますので、正式な競技などでは使用できません。一般的なラウンド、仲間たちとゴルフする、家族とゴルフするくらいであれば、問題はありません。

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SLEルール

SLE の意味は、Spring Like Effect の 頭文字をとったものです。スプリングのような効果、スプリングのような反発という意味があります。日本ではトランポリン効果と呼ばれることもありますし、ゴルフ規則の中では スプリング効果という言葉が使われています。

ゴルフクラブでボールを打ったときのフェース面の反発のことを指しており、フェース面の反発が高いと飛びますし、反発が低ければ飛ばないということです。

まさしく、トランポリンと同じような効果があるということです。反発の高いトランポリンであれば、高くジャンプできますから、その仕組みがゴルフクラブのフェース面にあるということです。

具体的には、ゴルフクラブのフェース面に関しては反発係数 0.83以内とされています。
反発係数というのは、反発力を示すための係数のことです。

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SLEルール制定の理由

ゴルフクラブの進化が速く、ドライビングパフォーマンスは向上してきました。今までのゴルフ場では、距離が短くなってしまいますから、SLEルールでゴルフクラブの反発を規制するということになりました。

反発を規制するということは、言葉替えて表現をすると、ルールで飛距離を抑える ということになります。今までは、高反発で飛ばせました。ゴルファーの技術よりも、ゴルフクラブの反発力に頼って飛ばすこともできました。

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現代の高反発ドライバー

現代の高反発ドライバーは、言葉通り高反発です。フェース面の反発を高めているモデルです。ですから、ルール適合モデルよりも飛ばすことができます。フェース面の反発が高ければ、ボール初速が速くなりますし、飛距離アップに繋がります。ただし、正式な競技で使用することはできません。

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昔は、普通に高反発ドライバーが販売されていた

SLEルールが制定されるまえ、2007年頃くらいまでは、高反発ドライバーが普通に販売されていました。同じメーカーが発売される、モデルのロフト違いによっては、低反発、高反発と2種類のモデルがあったりもしました。当時の高反発もよく飛びました。今でも使っている人は多いのではないでしょうか。高反発は飛ぶから使いたいという気持ちもありますが、当時の高反発ドライバーは、フェースの真芯で打てると、言葉では表現できない、心地よい打感と打音でした。その心地よさが忘れられないから、高反発を使うという人も居ます。

現代のゴルフクラブは進化し過ぎたのかもしれません。昔のクラブは、自分から一生懸命打ちに行かなければ、飛ばないというような側面もありましたので、ゴルファーのスイング、打ち方によって大きく左右されました。

現代のゴルフクラブは、シンプルで簡単となりゴルファーを選びません。だから、優しいゴルフができるのだろうと思うのですが、ゴルフクラブという道具でボールを打つという楽しみは半減しているかもしれませんね。

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ゴルフ規則

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高反発ドライバーは本当に飛ぶのか? まとめ総括

高反発ドライバーは飛ぶのか? その答えは飛びます。飛距離アップできます。
反発係数が高い方が飛ばせます。

但し、ヘッドスピードが速い、ヘッドスピード40~42m/s以上のゴルファーの場合は、高反発ドライバーを使うと、バックスピン量が増えてしまい、逆に飛距離を落とすこともありますので、注意が必要です。また、ヘッドスピードが速いと、フェース面が割れてしまうこともあります。

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本間ゴルフ BERES A-Spec ドライバー

 

本間ゴルフの高反発ドライバー

全体的に丁寧に作られたドライバーです。反発係数は公表されてないものの、とてもフェース面の反発力が高くなっており、非力なゴルファーでも弾いて飛ばせます。

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クラブ総重量が280グラム台となっており、軽量で振りやすく、無駄な力を抜いて振りぬくことができます。ソール側のフェース面寄りにスリットが設けられており、インパクトで撓んで弾いて無駄なスピンを減らせる構造となってます。

ヘッド後方に取り付けられており、深重心となっており高慣性となっており、強くボールを叩くことができますし、打ち出し角度を高くしてキャリーを出すことができます。また、ネック寄りにもウェイトが取り付けられており、ネックを軸としたヘッドローテーションがしやすくなおっており、ボールが捕まりやすいドローバイアスとなってます。

 

基本スペック

 

総重量とバランス

シャフトスペックは、フレックスS、フレックスRが用意されてます。

シャフトフレックスR装着の場合

  • バランス:D0
  • クラブ総重量:281グラム

シャフトフレックスS装着の場合

  • バランス:D1
  • クラブ総重量:285グラム

 

本間ゴルフ BERES A-Spec ドライバー購入

プロギア SUPER egg ドライバー 2022年モデル(高反発)

2023/01/14更新

 

プロギア SUPER egg ドライバー

プロギア 2022年モデルの高反発ドライバーです。反発力が高いだけではなく、デカヘッドでスイートエリアが拡大されてますし、低重心で高弾道が優しく打てます。ロフト角は10.5度、11.5度があります。ヘッドスピード 35m/sくらいのゴルファーが対象となってます。ヘッドスピードが速いゴルファーは使用禁止です。フェースが割れてしまう可能性があります。

クラブ長さは、45.75インチとなっており、一般的なドライバーよりは少し長めの設定となってます。シャフトが長い方がヘッドスピードが速くなりますし、強いインパクトで打てます。

さすが高反発ドライバーと言うべきでしょうか、ミート率が高いです。当たり損ないでもミート率1.4以上出ることが多いです。フェース面の反発力が活かされてるのだろうと思います。ボールスピードが速くなりますし、ランも出るのでトータル飛距離アップしやすいドライバーです。

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フェース面

フェース面には、DAT55Gチタンを使用することで、強く、硬く、弾くフェース面となってます。ルール規定の反発係数0.83を超える超高反発となってます。

ヘッドサイズ

ルール規定を超える 485ccとなっており、大きなヘッドで安心感を持って、スムーズに打っていけます。

SUPER egg 専用シャフト

高反発なヘッドの性能を活かすことができる専用シャフトが装着されてます。トルクが多くて、撓りやすいのですが撓り戻りが速いのでヘッドが加速してくれますし、ヘッドスピードが速くなります。

プロギア SUPER egg ドライバー 購入

プロギア スイープ 高反発ドライバー 2022年モデル

 

プロギア スイープ 高反発ドライバー 2022年モデル

プロギアのレディース用の飛ぶドライバーです。女性ゴルファーが扱い易い設計となっており、クラブ総重量も軽くなってますし、振りやすくなってます。全体的にバランスが良いので、ミスショットを減らすことができます。

反発係数 0.83以上

最大の特徴としては、プロギアのレディース用の高反発ドライバーです。今まで以上にフェース面が高反発となり、反発係数0.83以上となってます。ヘッドスピードが遅くても、芯で打てなくても、フェース面の反発力でボールを飛ばすことができます。

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大きな重心アングルで捕まる

また、前作と同じように重心角度(重心アングル)が大きく入っており、ヘッドローテーションしやすく、ボールが捕まりやすくなってます。つまりスライスし難い構造となってます。ボールを捕まえて、スライスを減らして、高反発で飛ばせるドライバーです。このようにドローバイアスが入ったドライバーの方がボールが捕まって、フェース面の反発力を活かすことができます。

 

ゴルフスコア100切り狙う女性向け

プロギア スイープ 高反発ドライバー 2022年モデルは、ゴルフスコア100切りを目指す女性に向いてるドライバーです。女性ゴルファーの場合、レディースティーからラウンドをすることになるかと思いますが、PAR4ミドルホールであれば、概ね270~290ヤードというホールが多いです。

ティーショット(ドライバーショット)で180ヤードくらい飛ばせれば、残りは100ヤード前後となるので、グリーンが狙いやすくなりますし、スコアをまとめやすくなります。女性ゴルファーは、ティーショット(ドライバーショット)で飛ばせた方が有利です。

 

プロギア スイープ 高反発ドライバー 2022年モデル 購入

SLEルール不適合・高反発モデル

リョーマゴルフ MAXIMAⅡ スペシャルチューニング(高反発モデル)

とうとう登場しました、低スピンで飛ばせるドライバー リョーマゴルフの高反発モデルです。
詳しく紹介します。

 

リョーマゴルフ MAXIMAⅡ スペシャルチューニング(高反発モデル)

SLEルール不適合モデル
高反発モデル

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低スピンな棒球が打てる リョーマゴルフ MAXIMAⅡ ドライバーの高反発モデルとなります。反発係数は、公表されてないもののフェース面だけではなく、ヘッド全体(ボディ)がボールを弾く構造になってます。インパクト時にヘッド全体が撓んで、ヘッド全体の撓み戻りによりボールを弾き飛ばす構造となっており、今まで以上に無駄なスピンを発生させずに、飛ばすことができます。

もともと、リョーマゴルフのドライバーは、本当に低スピンで棒球が打てます。そこに、高反発なフェース面を取り入れることで、ボールスピードを加速させて、今よりも高く、遠くに、棒球で飛ばせるドライバーです。

SLEルール不適合なのかどうかを確認するには、ネック近くに Special Tuning と記載されてます。

 

ボールがつかまりやすいヘッド構造

ヘッドは、MAXIMAⅡ TYPE-D と同じ形状となっており、美しい丸みのあるヘッドとなっており、とても構えやすいです。

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SLEルール適合モデルの MXIMAⅡ TYPE-D ドライバーと同じヘッド構造となっており、かなりボールの捕まりが良くなってます。

 

基本スペック

  • ヘッド体積:460cc
  • ロフト角:9.5度、10.5度、11.5度

装着可能シャフト

専用オリジナルシャフトのシャフト運動により、インパクトにかけてヘッドがスクエアに戻って、強いインパクトで打つことができます。

  • Tour AD RM-2 45.5インチ
  • BEYOND POWER Ⅱ 46インチ
  • BEYOND POWER Ⅱ LIGHT 46インチ

 

BEYOND POWER Ⅱ シャフトスペック

お勧めなシャフトは、BEYOND POWER Ⅱ です。長さ46インチとなりますが、MAXIMAⅡのヘッド性能を十分に引き出すことができます。

フレックス シャフト重さ クラブ総重量 バランス 適応ヘッドスピード
46グラム 287グラム D1 36~42

 

リョーマゴルフ MAXIMAⅡ スペシャルチューニング(高反発モデル) 購入

中古でも人気がありますので在庫不足気味です。良質な中古ドライバーがあれば、早めに購入した方が良いです。

 

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女性ゴルファー用の高反発ゴルフボール

2023/03/17更新

 

女性ゴルファーは飛ばせた方が有利

女性ゴルファーは、ティーショットで飛ばせた方が絶対に有利です。ドライバーショットで150~160ヤード、もう少し飛ばせる人は、180ヤードくらいとか飛ばせるはずです。平均160~170ヤードくらい飛ばせれば、残りは100ヤード少しです。

ですから、飛ばせれば有利です。そして、飛ばすためには高反発ボールを使うと良いです。

 

女性ゴルファー用の高反発ゴルフボールの特長

女性ゴルファー向けの高反発ゴルフボールは、基本的に反発係数が高くなっています。つまり、とても弾むし、反発力が高いボールとなっています。反発係数はメーカーによっては公表してないこともありますが、概ね反発係数は0.84前後となっている高反発ゴルフボールが多いです。

 

高反発ゴルフボールのスモールサイズ

高反発ゴルフボールの殆どがスモールサイズとなっています。言葉の文字通り、ゴルフボールのサイズが少し小さくなっています。ゴルフボールのサイズを小さくすることで、軽量となり、空気抵抗を減らして、飛距離アップを目指すことができます。従来のゴルフボールの直径は、42.67ミリ以上と定められていますが、高反発ゴルフボールはそれよりも、少し小さい42ミリとなっているタイプが多いです。

 

飛匠(ヒショウ)プレミアムレディ 高反発ボール

飛匠(ヒショウ)の女性用高反発ゴルフボールです。ヘッドスピード30m/s以下の人でも高反発なのでボールスピードが速くなって飛ばせるボールです。

 

IDATEN X エンジェル|高反発ボール

ルール不適合・非公認ゴルフボール

女性ゴルファー向けの韋駄天(イダテン)の高反発ゴルフボールです。韋駄天(イダテン)というと男性ゴルファー向けのイメージが強いのですが、実は女性向けの高反発ボールもつくってます。ヘッドスピード25~36m/sくらいまでのゴルファーに向けてつくられている高反発ゴルフボールです。ヘッドスピードが速いゴルファーが使用すると、ボールが割れてしまうことがありますので、注意してください。ボールサイズは、従来のゴルフボールよりも0.6ミリ小さい、約42ミリとなっています。ゴルフボールのサイズを小さくすることで、軽くして、空気抵抗を抑えて飛ばせます。

 

キャスコ ゼウス インパクト 高反発ボール(2020)

反発係数0.845という超高反発ボールです。サイズも42ミリと微妙に小さめのサイズとなっており空気抵抗を減らして、弾いて、しっかりと飛ばせるボールです。

 

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高反発加工済みドライバー中古 購入の注意点

 

高反発加工済みドライバー中古の盲点

中古クラブのなかで、高反発加工済みドライバーというのが販売されていることがありますが、フェース割れの危険がありますので、購入されるときには、注意してください。

 

高反発加工は、ヘッドスピードに合わせて加工している

高反発加工というのは、手持ちのドライバーのフェースを研磨して、肉薄化することで、高反発ドライバーへと改造することです。そのときに、反発係数を決めて肉薄化するのですが、ドライバーを使用するゴルファーのヘッドスピードに合わせて研磨します。

ヘッドスピードが 38m/s のゴルファーであれば、ヘッドスピード38m/sで打っても耐えられる程度にフェースを研磨します。ヘッドスピード 38m/sのゴルファーに合わせて、高反発加工したドライバーを、ヘッドスピード 42m/sのゴルファーが使用すると、フェース割れの恐れがあります。

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高反発加工済みの高反発ドライバーは、反発係数が高くて、飛ばせるのは事実ですが、フェース割れの恐れが十分にあるということを知っておくことも大切です。高反発加工が悪いと言っているのではなく、高反発加工済みの中古ドライバーが、自分のスイングパワーに合うかどうかということを気にすると良いということです。

 

 

どれくらい研磨されてるのか判らない

高反発加工済みの中古ドライバーは、高反発加工済みであることは、記載されているものの、どれくらいの反発係数なのかは、不明確です。どんなタイプのゴルファーに合わせて研磨しているのか判りません。もしかしたら、ヘッドスピード 36m/sのゴルファー向けに高反発加工されているかもしれません。それを、ヘッドスピード 43m/sのゴルファーが使ったのであれば、その高反発加工済みドライバーの寿命は著しく短くなります。つまるところ、フェース割れの可能性が高くなるということです。

高反発加工済みドライバーを購入することが悪いというのではなくて、このような注意点があるということを知って欲しいのです。

 

クラブ総重量が軽くなってる可能性がある

高反発加工は、フェース面を研磨して、フェース面を薄くします。すると、研磨した分だけクラブが軽くなります。厳密にはヘッドが軽くなってしまいますのオデ、バランス(スイングウェイト)に影響が出てしまって、とても軽かったり、レディース用ドライバーの様にヘッドが軽い(ヘッドが効いてない)ドライバーとなってることがあります。

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高反発加工済みドライバーはどこで売ってる?

中古市場でも高反発加工済みドライバーが販売されていることもあります。最近、人気があるのはヤフオク、メルカリです。ゴルフ工房が高反発加工を施してヤフオクなどで販売していることもあります。一度、チェックしてみると良いです。

 

高反発加工済みのドライバーを検索

高反発加工済みのドライバーをどうしても中古で購入したいという場合、検索の仕方にコツがありますので、紹介します。
下で紹介するのは、あくまでも従来のドライバー(ルール適合のドライバー)を高反発加工したドライバーの中古を探す場合となります。

楽天で検索

まずは、楽天で検索する場合

「高反発加工 ドライバー 中古」というキーワードで検索をすることで、高反発加工済みのドライバーを検索することができます。

チームヨシムラ PX400 ドライバー(高反発モデル)

 

チームヨシムラ PX400 ドライバー

とても精密に作られたドライバーヘッドです。ヘッド、グリップ、シャフトに至るまで飛ばせるための設計をしており、ドライバーヘッドの反発力が十分に活かせる設計となってます。ドライバーヘッドの反発係数は、0.87、0.88の2種類あります。

ルールで定められた反発係数0.86をはるかに上回る 0.87、0.88という反発係数により、ヘッドスピードが遅くてもボールを弾き飛ばすことができるので、飛距離アップが望めます。

 

基本スペック

  • ヘッド体積:460cc
  • ロフト角:9.5度、10.5度
  • 長さ:46インチ

 

オリジナルシャフトスペック

キックポイントは、先中調子。
長さは46インチとなります。
トルクは、4.8となっており、実質的にワンフレックスっぽいシャフトとなってます。

フレックス S SR R
トルク 4.8 4.8 4.8
クラブ総重量 271 269 268

※カスタムシャフトを装着したモデルもあります。